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「絵画1」 4月27日


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 「なぜデッサンなのか」
 大学に入ってから「なぜデッサンをするのか」という話しを学生にします。勿論それは見る目を養うためです。決してうまく描くことを目的としていません。

 “よく見ること”は目だけではなかなか出来ないものです。手を動かして、見た形を鉛筆の線に置き換えながら、描かれた線を確認し修正する。
 同時に頭を使って描く事が求められます。たとえば、ビンの形。数学的な思考、空間の概念が必要となります。

 大人になると、経験から「見た」と勝手に判断する事が多くなってきます。いわゆる「思いこみ」です。そして実際の形とは違う形を平気で描きます。それは脳のなせる仕業です。思いこみで判断した方が都合が良いからです。脳が疲れないからです。経験から脳が勝手に判断するのです。「多分こうなっている」と。
 ですから、私たち大人は疑ってかかる事から始めないとなりません。デッサンも同じです。この線で良いのだろうか、正しい線だろうか。
 デッサンをするということは、見る目を養うことになるのです。真実を追究しようとする目を鍛えるのです。それは時として社会を見る目にもつながっていくのです。学生時代にそのような見る目を鍛えないと、社会に出て流されてしまう。

 こんな話しをしながら授業をしていますが、1年生には分かってもらえるかな〜。
 でもみんな真剣に取り組んでいます。先ずは目と手を鍛えましょう。

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                           〈三澤一実〉
by bunkyo-artlabo | 2007-04-27 16:21 | 授業紹介 | Comments(3)

12号館

美術科専修はこの夏、新しい建物に入ることになります。
現在の建物(12号館)は引越がおわり次第、とりこわされる予定。


だんだんと、その夏が近づきつつあります…。
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すぐそばでは、新しい建物の建設が進められています。

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                             〈山内〉
by bunkyo-artlabo | 2007-04-27 15:47 | Comments(0)

この日のテーマは、写真撮影。
教室を暗くして、小さなスタジオのようなものをつくりました。

カメラの設定をいろいとと変えて撮影を行います。

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                             〈山内〉
by bunkyo-artlabo | 2007-04-27 15:42 | 授業紹介 | Comments(0)

「彫刻3」4月27日

この日の課題は「ライフマスク」。
石膏(せっこう)を使って、顔の型をとります。

お化粧を落とし、新聞紙で顔のまわりをカバーし、鼻に筒を差し込みます。
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目のうえにオブラートをのせたのち、顔のうえに石膏を塗っていきます。
しばらくすると、石膏がかたまってきます。
呼吸をするには、鼻にささった筒だけがたよりです。

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石膏をはがすとこんな感じになりました。

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                              〈山内〉
by bunkyo-artlabo | 2007-04-27 15:37 | 授業紹介 | Comments(0)

カレー

今日は有志の学生たちがあつまり、空き時間を使ってカレーをつくりました。
場所は、ガス台のある工芸室です。
(ガス台は、染織の授業などで使います)


お肉もたっぷり用意されました。

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完成。大鍋のカレーに一同ドキドキワクワク。
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とてもうれしそうな三澤一実先生。先生のカレーはなぜかじゃがいもがやまもりです。
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                              〈山内〉
by bunkyo-artlabo | 2007-04-27 15:18 | 研究室より | Comments(1)

「工芸1」4月25日

前回の授業では、成形のための様々な技法を学びました(「ひもづくり」や「たたらづくり」など)。
今回の授業では、自分がつくりたいかたちにあわせて技法をつかいわけながら作品の制作を進めました。


黙々と制作をする学生。
 
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                               〈山内〉
by bunkyo-artlabo | 2007-04-27 15:09 | 授業紹介 | Comments(0)

アトリエに子どもの歓声

文教大学では、子どもの姿をよく見ます。今日も美術棟のアトリエに集まっていました。学生主催のワークショップに来ていたのです。


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<学生談> 
「このワークショップは「子どもたちが桃太郎の物語を場面ごとに想像を膨らませて絵を描く」というものです。
 三枚の壁画に、「桃太郎の仲間」「鬼ヶ島での戦い」「宝箱の中身」という三つのシーンをそれぞれ設定し、場面を考えながら自由に描いていきます。
子どもたちは既存の桃太郎にとらわれず、思いもよらないものも登場させていきます。例えば「地球」や「クジラ」などが描かれました。三枚目になるころには夢中になって宝物をひたすら描く子どもの姿が印象的でした。
 一枚の画面に自分の描いたものと友だちの描いたものとが混在していくおもしろさが、新たな桃太郎のストーリーを展開させていきました。」


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 学生にはビデオを待たせています。後で子どもがどのように変容したかビデオ分析をしながら検証するためです。この取り組みは授業ではなく学生の主体的活動ですが、もしかしたら授業以上に実践力を付ける学びになっているのかもしれません。

                            <三澤一実>
by bunkyo-artlabo | 2007-04-25 19:25 | ワークショップ | Comments(6)

4月8日に、長野県の梅野記念絵画館で行われたアメリア・アレナス氏のギャラリートークについて、卒業生の浅見俊哉さんから詳しい報告がありました。
ギャラリートークでは、浅見さんの作品もその対象となっています。

以下、浅見さんによるレポートです。

                             〈三澤一実〉

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さて、先日4/8に行われたアメリア・アレナス「対話型鑑賞」の様子を報告したいと思います。

梅野記念絵画館では5つの作品について「対話型鑑賞」が行われました。

 その中で、木下晋氏の絵画4点の後、エントランスに展示された私の作品『またたき』での「対話型鑑賞」の様子をレポートいたします。

メモを取りながらトークを聞いていたのですが、100%その場の出来事と一致していない点もあることをご了承ください。

アメリア・アレナス(以下:A・A)「それでは、最後に(木下晋展の4つのトークの後)玄関にある作品を見てみましょう!レッツゴー!」

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—エントランスにある作品を前にして

A・A「それでは、この作品の周りを歩いてみて!」

—子供たちは作品の周りをくるくる回り始める。

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A・A「それでは、座ってじっくりみてみましょう!」

—子供たちは『またたき』の周りに腰を下ろし、作品をじっくりみる。

A・A「それでは、思ったこと、感じたことを聞いていきたいと思います。」

—アレナスの隣の児童が発表する。

児童1「めだかがいるみたいだけど、星が生まれたようにみえる。」

A・A「あなたは、水面にも見えるし、空のようにも見えたってことかしら?おもしろいわね。貴方はどう?」

児童2「何かが落ちたんじゃないかな」
児童3「山の中にある湖に石が落ちたんじゃないかな」

A・A「山の中だと思ったのはどうして?きれいな水だと感じたから?」

児童3「そうです。」

A・A「なるほど。次の貴方はどう感じた?」

児童4「私は、水の中に石が落ちたと思いました。」

児童5「私は、一つ一つ(『またたき』の波紋)が似ているようで似ていないと思いました。」

A・A「一つ一つ見てみると確かに似ているけれどどれも違うね。貴方はどう?」

児童6「池や湖の中に石が落ちたみたい」

児童7「いろいろな大きさの石を池に落として撮ったものじゃないかな」

A・A「一つ一つの(波紋の)大きさが違うから、そう感じたの?」

児童7「そうです。」

児童8「私は、どうしてこうした写真を撮ったのか知りたい。」

A・A「その疑問は最後にとっておきましょう!忘れないように。次の貴方はどう感じた?」

児童9「おもしろいと思いました。」

児童10「いろいろな形を写したものだと思います。」

児童11「石を落として、水がどのように変わるのかを調べたと思います。」

A・A「実験的に何度も何度もやってみたのかもね。最後に貴方はどう?」

児童12「僕は遊びで水面に石を投げていたら面白くなって、沢山の石を投げたのだと感じました。」

A・A「そうかもね。では、この作品をつくった浅見俊哉さんを呼んでみましょう!浅見さん!こっちに来てください。」

—アレナスの横に招かれ、私に児童の目線が集中する(緊張が最高潮に高まる瞬間である)。


A・A「さっきの質問(児童8の質問)に答えてください。」

私:「私がこの作品をつくった理由は、水面に広がる波紋に自分自身を確認できるからです。なぜなら、私がいて、水面に石を投げなくては波紋は生じません。生じた波紋は自分自身です。」

A・A「さっきみた、木下さんの自画像を描いた作品もそうだったけれど、アーティスト達は、自分自身を作品に投影しようとします。鉛筆で描く絵、石を投げて生じた波紋を撮影した写真…そのどちらも、水面の作品に浅見さんの顔は写っていないけれど、同じ自画像の作品です。つまりこの作品は、浅見さんの自身なのかもしれま せん。」

A・A「今日は、沢山の意見を発表してくれてありがとう!これでトークを終わりにします。」

—一同から拍手が生じる。

私は、この「対話型鑑賞」の様子を見ていて、自分自身が行った行為(楽しみながら石を水面に投げ入れる)を、児童達も体験していると感じました。

児童12の意見にもあるように、初めは何の気なしに投げていた石なのに、石の落ちた波紋をじっくり見ているうちに、波紋の形に強い興味が湧いてきました。

周りにある小さな石や、大きな石を次々に水面に投げ入れ、生じた波紋に見とれながらシャッターをきりました。

児童7、児童11の意見が、そのものズバリであることに鳥肌が立ちました。

正解、不正解ということではなく、児童達が主体的に、作品をみることで、自分の中で、作品をつくっていたのだと感じました。

児童が帰った後、行われたアレナスのトークでは、

「木下さんのトークも、浅見さんのトークも、とても具体的なもので分かりやすい。大人はよく、作品について話すとき、抽象的な考え方や比喩を用いる。
 一方今日来ていた子供達の意見は、とても具体的です。この具体的な意見は、対象をよく観察しているからこそ生まれるものです。
 こうした具体的な考え方ができなけれ ば美しい抽象、比喩にいたることはできない。そうした意味で、大人よりも子供達のトークの方が魅力的だった。」

「アーティストは霧のようなものだ。」

「作品は作家が制作しただけでは終わらない、もしその場で完結してしまっている作品があったとしたら、それはアートと言えるだろうか?」

「作品は見る人がいて、初めて完成するものである。」

と語った。

 これらの言葉を受け、美術の価値について深く考えると同時に、制作、作品について追及していきたいと思いました。

 前述したように、聞き取り誤った箇所もあるかと思います。参加された関係者、先生方、スタッフの方、ご指摘いただければ幸いです。

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by bunkyo-artlabo | 2007-04-25 12:28 | 活躍中の卒業生 | Comments(0)

「彫刻1」 4月24日

鈴木武右衛門先生が担当されている「彫刻1」
この日は粘土が配られ、台となる部分をかたちづくりました。

授業が始まってから3週間。
一年生も、大学の授業にだいぶ慣れてきたようです。


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                           〈山内〉
by bunkyo-artlabo | 2007-04-24 15:36 | 授業紹介 | Comments(0)

総合造形1 4月23日

中川素子先生の「総合造形1」ではこの日、4コマ漫画をつくりました。
テーマは「失敗」。自分の失敗談をおもしろおかしく起承転結にまとめます。
サイズがちょっと大きめなのは、なにかの機会(教育実習など)で自己紹介のためにつかえるように…という先生のはからいから。

*4月24日のアップ時、この授業名を「卒業基礎研究」と表記していましたが、これは誤りです。中川先生をはじめ関係者のみなさま、および読者のみなさまにお詫びし、訂正いたします。4月25日 山内)

 
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                                  〈山内〉
by bunkyo-artlabo | 2007-04-24 15:21 | 授業紹介 | Comments(0)