ワークショップ報告inメキシコ
2007年 12月 14日
〈中川素子〉
ご紹介いただきました、私は研究生の矢生秀仁といいます。春に教育学部心理教育課程を卒業し、今年は中川先生をはじめ、多くの先生からご指導を受けながら、ワークショップの実践と研究をしております。
さて、そんな私は先月19日から今月5日までの二週間半、絵本作家五味太郎先生のワークショップアシスタントとしてメキシコに行ってきました。(五味先生との出会いは、昨年文教で行われた絵本学会でした。講演された話に深く感銘し、その後おっかけをすること岡山、大阪、千葉までいきました。そうして一年後、気付いたらアシスタントとしてメキシコにいたというわけです。)
そして、もちろんアシスタントだけでは帰ってきません。自分でもやってきましたワークショップ!!というわけで、この度はそのことについて簡単ではありますがご報告させていただきたいと思います。
ちぎり絵ワークショップ
現地小学校五年生のクラスの子どもたちと「ちぎり絵」をやりました。メキシコの小学校では「図工」のような授業はあまりないようで、用意した色画用紙とのりに、子どもたちは目をキラキラさせていました。ちぎり絵WSの内容は、四色の画用紙を「空、海、夜空、大地」という設定で下地にし、そこにいろんな物を作って世界をつくろうというものです。自分が考えたことを自分なりに表現しようと夢中になる姿は、日本の子どもたちと何も変わりませんでした。
研究生も残すところあと三ヶ月。今回の経験もバネに日々精進したいと思います!!