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美術科教育法1(3年)

 ピンホールカメラの授業も明日で最後、天気は晴れそうですし、撮影できそうです。露光時間は3秒ぐらいでしょうか。
 この授業では写真に興味を持ってもらうのと同時に道具の使い方、加工の仕方を教えてきました。MYカメラをつくって撮影する喜びはとても感動的です。特にアナログはすぐ結果が現れないのが良いですね。
 写真はただ映像を写し込むだけではなく、撮影した瞬間の、撮影者を取り巻く様々な状況を身体のなかに記録する機会だと思います。現像があがってきたときに、そのときの状況がふわ〜と蘇る。ですから鑑賞のための機器としても使えます。
 写真が現像し終わったら、中学生にとって写真表現はどのような学力と結びつくのか、学生と議論したいと思っています。
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学生が作ったピンホールカメラと、4×5判のフィルムホルダー


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フィルムを装填する練習。ダークバッグに手を突っ込んで操作します。はじめは見ながら練習し、慣れたら袋を閉じて練習です。       <三澤一実>
by bunkyo-artlabo | 2007-05-31 23:45 | 授業紹介 | Comments(0)