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コンテンポラリーダンスワークショップ

 去る10月6日に、越谷コミュニティーセンターとの共催で、文教大学でコンテンポラリーダンスワークショップの特別講義が行われました。講師は北村明子さん(振付家、ダンサー。 コンテンポラリー・ダンス・カンパニー「レニ・バッソ」のアート・ディレクター。信州大学人文学部文化コミュニケーション学科専任講師)
 コンテンポラリーダンスワークショップって何? と思われるかもしれませんが、自分の身体を意識し、コミュニケーションツールとして使ってみようという試みです。ワークショップの内容は自分の身体を感じるワークと、自分の身体を使って創作するクリエーションのワークと2部構成です。
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 身体…これは意外と分かっているようで実は分かっていない自分の一部です。学生は今まで特別に意識することのなかった身体について「自分の体が今何を感じているか考えるようになった」とか、「自分の体を使って何かを表現することは、新たな自分に気づくことであり、とても大切なことである」と感想を述べていました。
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 今回は越谷キャンパスの学生全員を対象として募集しました。
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 一見、ダンスは美術と関係ないように思われますが、美術も音楽も、身体感覚なくしては語れないものです。今回の企画は、文化庁の助成を受けた越谷コミュニティーセンターと文教大学の共催事業ですが、今後もこのような取り組みを増やしていきたいと考えています。
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 ワークの途中途中に入る振り返りの時間が、自分の動きを確認するとてもよい時間となったようです。参加者は皆さんとても満足していました。文教大で初めての企画ですが、やってよかったと感じました。    <三澤一実>
by bunkyo-artlabo | 2007-10-10 23:13 | ワークショップ | Comments(0)