Mite!ながの 鑑賞研修会
2007年 09月 04日
この研修会は来年夏に県内3館を巡回する「Mite!ながの」展を行うための事前研修も兼ねています。「Mite!ながの」は長野県各地にある美術館の所蔵作品の中からアメリア・アレナスが展示作品をセレクトし、構成し、見せる、“鑑賞(見ること)の楽しさを実感できる美術展”です。
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「mite!ながの」展は長野県内3館を来年の夏から秋にかけて巡回します。企画運営は実行委員会を組織し、信濃美術館、梅野記念絵画館、豊科美術館、高知学上野先生を中心とした科研グループ、信州大学橋本先生、長野県美術教育研究会,@MUSEUM、文教大学三澤ほかが関わっています。
さて、講習会は、午前中アートカードを使った鑑賞プログラム演習、午後、対話型鑑賞のワークショップを行いました。
▼アートカードを使った鑑賞指導は3つのプログラムを演習形式で行いました。この写真はアートカードを使った「my美術館」です。すべてのカードを机に並べ、その中から5枚作品を選び、my美術館を作る。美術館の名前、企画展のコンセプト、美術館の立地条件などを各自考え発表します。発表は並べたカードをデジカメで撮影し展示します。
▼読み札を使ったアートゲーム。親が読み札をめくり、書かれている言葉に合致するカードをいち早く出す。合致しているかしていないかはグループで判断。早くカードが無くなった者が勝者。
午後はアートカードを使って対話型鑑賞をグループでやってみました。
▼昨年度1年間、文教大の中川素子先生の下で研究を積まれた清水早知子先生と信濃美術館学芸員伊藤羊子さんのグループ。終始楽しそうに研修していました。
▼Mite!ながのでは開催館の一つである梅野記念絵画館の佐藤聡史学芸員(右)の鋭いつっこみ、奥村さんも「なるほどね〜」という場面も。
▼信州大学橋本光明先生(右)もグループワークに参加
小中学校の教員、美術館学芸員、大学関係者、県の美術教育団体、県教委、出版社…様々な立場の人たちが集まり、鑑賞について考える。このような取り組みが全国各地で日常的に見ることが出来るように、早くなって欲しいと思います。勿論これから教員を目指す学生には学生も大いに関わって欲しい。 次回は11月24日に梅野記念絵画館で開催予定。休日なので学生も連れて行けそうです。
こういうことも含めて情報の共有化っていいですね。事実、この方法、参考になりました。
これが文章だけで要点だけでは、わからないですから。臨場感のある記事にブラボーです!
ありがとうございます。
とりあえず場所だけはつくりましたが
http://mitenagano.exblog.jp/
まだ私に何が出来るのか戸惑っているだけです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。