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東御市スケッチ大会&アート・チャレンジ

東御市スケッチ大会&アート・チャレンジ_a0101848_11717.jpg 毎年長野県東御市芸術むら公園で行われるスケッチ大会に文教大学の学生がスタッフとして関わっています。今年も30名の学生が参加しました。ワークショップについては企画段階から携わりイベントを盛り上げました。 詳しい内容はMore>>>をクリック。


 写真の左奧にある建物が梅野記念絵画館(大会事務局)<三澤一実>



<スケッチ大会>
 スケッチ大会の特色は、参加者が10人程度のグループになり、そこに講師が一人付きます。グループ内の子どもたちが描き上がったら保護者を交えて鑑賞会を開きその場で賞状を渡します。保護者や参加者は講師の講評を聞きながら、子どもの絵の見方を学んでいきます。描く対象は、公園の風景や、動物たちです。

▼モデルさん達の登場です。近くの牧場から借りてきました。世話をするのも学生たちです。
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▼今年は10人の講師陣と参加者約200名が集まりました。
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▼描いた作品を講評します。写真は橋本先生(信州大学)
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▼市内の祢津小学校に勤める今井先生は文教大OB(社会専修)
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■講師陣 
荒井まき子(洋画家 幼児・児童画講師)
橋本光明(信州大学教育学部教授)
三澤一実(文教大学教育学部准教授)
桶田明夫(絵画好遊倶楽部マロニエ講師)
深町修司(やまなみ芸術教育の会)
宮下 聡(東御市立田中小学校教諭)
今井賢(東御市立祢津小学校教諭)
佐々木正裕(埼玉県川口市立西中学校美術教諭)
山田一文(埼玉大学附属中学校教諭)
押元信幸(文教大学非常勤講師・NPO法人工芸文化研究所)


<ワークショップ>
 今年は5つのグループが参加しています。文教大学からは2グループで3つのワークショップが開かれました。

■Doナツ(文教大)
「体で描こう でっかい絵」
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▲体ごと絵の具に浸る子ども。親も半ばあきらめながら暖かく見守っていた。子どものこのような自然な姿に触れられるのはスケッチ大会ならではである。
▼自分の方を切り抜き巨大な壁画を完成させる。最後に手形のスタンピング。
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■浅見俊也&デジヴ(OB+文教大)
「巨大カメラに入って光で絵を描こう」「コピアートプリントで影撮り」
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▲白いTシャツを着て暗室に入ると、体に風景が映し出される。その後ペンライトで光のお絵かき。大人も子どもも大はしゃぎ。人気のワークショップ。
▼コピアートペーパーで影を撮す。先生方も題材のネタにしたいと学生に質問。
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■NAGANOアートチャレンジ教室・櫻井弥生&清泉女子学院短期大学「木片アートチャレンジ」
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▼空き時間でスケッチする学生。
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 このスケッチ大会は芸術むら公園の豊かな自然の中で、アートにたっぷり浸る時間です。学生にとっても、子どもを観察できたり、作品の講評や審査を通して絵の見方を学ぶ貴重な時間となりました。また、他大学との交流や、運営に携わることで気を配ること、協働する大切さを学んでくれたと思います。
Commented by 青木 at 2007-08-29 21:49 x
お世話になりました。楽しかったです。
とても素敵なイベントです。学生さん達のワークショップが加わることで、
単なるスケッチ大会の領域も超えて、美術に親しむ素晴らしい空間になっていました。普通、これだけ小さい子どもが集まる空間は、どこか喧噪とした雰囲気があるものですが(親が注意するような声が飛び交ったり、子どもどおしで騒いだりといった)、ここでは、そうではなく、穏やかな空気が終始流れていたように感じます。
講師の先生方、学生の皆さん、お疲れ様でした!
Commented by 三澤一実 at 2007-08-30 00:16 x
青木先生 遠路はるばるおいで頂きありがとうございました。また帰路では学生がお世話になりました。
このイベントに関わって5年になりますが、いつも時間がゆったりと流れています。自然が人間を解放させてくれるのでしょうか。毎年何かを考えさせられる良い機会です。少しずつではありますが、学生も主体的に動けるようになってきました。来年は更に良いスケッチ大会にしていきたいと思います。また来てください。
Commented by 岡崎あかね at 2007-08-31 05:24 x
スケッチ大会楽しく見させていただきました。写真は埼玉夏の陣で見せていただきました。私自身幼い頃のスケッチ大会を思い出してうれしくなりました。こういう場を作り、続けていくことは大切ですね。社会教育と学校教育の連携の仕方を、もう少し教えていただきたいです。
Commented by bunkyo-artlabo at 2007-09-03 01:56
岡崎先生、このスケッチ大会も美術館との連携の中で生まれてきたものです。子どもを中心に据えて、何が出来るかという話し合いをすれば、出来ることが見えてくるものだと思います。会場はどこでも良いですね。例えば大学もモチーフになるかもしれません。社会教育との連携はまだまだ壁があります。でも壊していくのは私たちの仕事ですから、頑張りましょう。身近なところだと公民館活動が社会教育です。何か連携できるかもしれません。
by bunkyo-artlabo | 2007-08-28 11:01 | 授業外の活動など | Comments(4)