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農業体験 ホームスティ先を訪問

 8月24日に農業体験プログラム(8月5日掲載)の進捗状況を把握しに長野県東御市まで行ってきました。同行していただいた先生は教職課程の手嶋先生、国語専修の大島先生です。
すでに体験希望者12名中7名がこのプログラムを修了しています。さて、受け入れ先の評判はどうだったのでしょう。

▼受け入れ先の (有)信州ファーム荻原 の農場長 荻原昌真さんに話を聞いてきました。(右が荻原さん、左手前から手嶋先生、大島先生)
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 「とても良くやっていました。朝早くから夕方までずっと草刈りだったんですが、生き生きと働いてくれました。他大学の学生(農業専攻)も受け入れたことがあるのですが、今回の学生の方がいい。やはり、教員になったとき体験を生かしたいという気構えで来ていたので、何でも吸収しようとしていました。ここで農業やらないかと進めたくらいです」と荻原さん。
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 また、荻原さんは「体験が終わって、彼らはアルバムを送ってきてくれたんですよ。『僕たちが最初の研修者で、とてもよい体験になったので、是非来年の他の学生に来てもらい』だから、来年の研修者へという頁も作ってあるんです。とても嬉しかった」 と。是非来年も文教大の学生を受け入れたいと言って下さいました。

 こんな話しもしていました。「私は全国農業青年クラブ連絡協議会の副会長もしているのですが、その関係で東京都の小学生に田植え体験をしてもらい農業の話しをしたんです。そこで、子どもたちは農業に対して、大変な仕事、辛い仕事、儲からない仕事、というイメージを抱いていることに気づいたんです。もしかしたら先生もそのように感じているのではないか、そうならば、これからの農業には夢がなくなる。本当の農業を知ってもらいたい。希望を感じてもらいたい。そのためには先ず先生に知ってもらわないと。」「彼ら(今回お世話になった学生)は、農業の素晴らしさを子どもたちに自分の言葉で語ってくれる先生になってくれるでしょう」と。とても印象深いコメントでした。

 もう一軒、小林さん宅に挨拶に伺いました。そこは女子学生2名が体験中です。こちらは畑作が中心の農家です。
▼自然の中のヒマワリはとても色が濃いように感じました。
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▼さあ、これから午後の作業に出かけます。
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▼農場に着きました。午後の作業は草取りと「バナナピーマン」の収穫です。
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「ちょっと辛いけどかじってみなさい」と小林さんに勧められてかじる大島先生。後から辛さが襲ってくる。私も食べましたが、先端はフルーツっぽい味そんなに辛くありませんでした。しかし、へたに近づくに従い辛さが激しくなり。涙と鼻水が止まらなくなりました。油で炒めると辛さが抜けてとてもおいしい。

▼学生にインタビューする手嶋先生。
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▼あと1週間で収穫が始まるトウモロコシの畑。お茶の時間にいただいたトウモロコシはとてもおいしかった。
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私たちも忘れられない体験になりました。  <三澤一実>
by bunkyo-artlabo | 2007-08-28 00:54 | 授業外の活動など | Comments(0)