免許法認定講習
2007年 08月 04日
初日は、図画工作の意義、単元と題材の違い、評価の意味などの講義と、造形あそび(障子紙を用いて、えのぐ遊び)を行いました。
2日目は前日の色遊びを様々な場所に飾ってみました。また、トリミングして好きな部分に題名をつけてみました。
階段に敷き詰めると殺風景な校舎が生き生きと輝いてきます。ビニールをかぶせてその上を子どもたちに歩かせたらどんな表情をするでしょう。
2日目の午後は埼玉県立近代美術館に出向き美術館で鑑賞について考えました。
創作室では子ども対象のワークショップが行われていました。大学生や小中学校の先生などがボランティアで関わっています。
常設展の作品の前で皆さん感想を出し合ってきました。(許可をもらって撮影しています)
受講された先生の感想より
今まで苦手意識のあった鑑賞教材でしたが、授業の進め方の映像等を見て、子どもたちの意見や思いを引き出すため、シンプルな問いかけで十分だとわかり、構えずに少し気楽に授業を行うことが出来そうです。造形あそびは、「つくり、つくりかえるもの」と昨日教えていただきましたが、今日実際に自分が活動してみて実感しました。また、他の先生方の作品を鑑賞し、新しい発見や、納得したこともあり、いろいろな作品を見て自分なりの感じ方をもっと大切にしたいと思います。私自身、図工をとても楽しく感じ、好きになりました。
体験を通して、造形あそびの目的が変化していくのを感じることができた。この体験を次は、指導する側に置き換えて授業構成していけばいいと思った。何はともあれ、図工に苦手意識の強い自分が、積極的に自己主張をし、楽しめたことが一番の収穫だと思う。鑑賞についても全体、部分、全体という形で視点を変えて見せたりすると、自分の狭い世界が広がると思った。他の先生方の作品もそれぞれ素晴らしく、そんな気持ちを子どもたちにも味わわせたいと思う。
2学期からの授業期待しています。お疲れ様でした。 <三澤一実>